わざわざ育休取ってみたけど、そこまでするほど大事な「育児」ってなんなの?

長いタイトルになってしまいました。

 

前にも書きましたが育休とって今は仕事に行かず、在宅で何ができるか探しています。

今は不用品をヤフオクで売ったりしていますが、徐々にせどりにも挑戦する予定。

 

そんな副業もやりつつ、今の任務は「育児」これに尽きるわけです。

 

そんな僕が人生の超重大ミッションである仕事を差し置いて育児に取り組むことを決めました。さぁ、どんな困難が待っているんだろう?何があっても乗り越えてみせる!

と意気込んで育休をスタートしてみたものの、僕を待っていたのは、普段と同じ日常でした。

 

・・・あれ?これで1日終わっちゃっていいの?

周りから聞いてた育児って「超大変!」とか「眠れない」とか「夫婦関係が気まずく・・・」とか「子供の鳴き声が耳から離れない」最悪「離婚しました」とか。

とにかく大変で超困難で、下手したら人生に修復不可能な亀裂が入る繊細で複雑な作業だと思っていました。

 

実際はどうかと言うと、

子供が泣く→「お腹空いた」「オムツ変えて欲しい」「眠い」のどれかで、きちんと対応すると泣き止む。

夜泣き  →初めは辛かった。幸い、同僚に「夜泣きが酷くて・・・」と相談すると仕事中に眠そうにしてると、心配してくれた。それだけでもだいぶ心が楽に。

夫婦関係 →お互い、何ができて何が難しい、辛いのかを話し合い、役割分担してLINEで微調整。どうしてもイライラして僕が怒っちゃうことはあったけど、必ずアフターフォローを入れる。それでまたイライラの原因を告白して再発防止策を一緒に考えてもらう。

 

ということを意識して実践すると少なくとも子育てが重荷だと感じることはなくなりました。(僕が子供好きというのもあるかもだけどね)

 

そんなわけで、仕事に行かなくなって空いた時間で家事を効率よく回すための仕組み作りをしました。

何をしたかというと、

  • ものの置き場所を定める。決めた後も散らかってしまうものはしまう場所が適切ではなかったと考えて、もう一度置き場所を考える。
  • よく使うものはすぐに手に取れる場所に置けるようにする。
  • 床やテーブルの上にはものを置かないようにする。
  • 寝る前にテーブルの上は空っぽにする。
  • 収納のためのお金は出し惜しみしない。(無印良品で揃える)
  • 料理、勉強などで使う活動ごとに道具もひとまとめにしておく

といったことを実践しました。まだ完璧ではありませんが、少しずつ散らかりにくい部屋になってきています。

 

さて、そうして部屋の仕組み作りもひと段落してしまいました。子供も落ち着いて過ごしてくれていて、家事の負担もそれほど高くなく、仕事には行かなくていい。僕には何があるのか?

・・・何もないのである。そう、このままではただの居候と化してしまうのだ。これでは一家の長としての威厳もクソもないという事態に陥ってしまう。僕はどうやって家庭の中で立場を保っていけばいいのだろう?

 

そこで見つけたのが「育児」です。

まぁ誰しも子供になるべく良い教育を提供したいと思うのは親の性な訳ですが、果たしてどうすれば良いのか。

そこでこんな有名な図があります。

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souce:University of Chicago

 

難しくいうと「人的資本投資の収益率」と呼ばれています。

超訳すると「三つ子の魂百まで」ってやつですね。この「0−3」のところをみてください。これが年齢なのですが、まずは親の教育から始まり子供の3歳までのところも急降下が続いていますね。これは子供への教育が将来に及ぼす影響力を図にしたものなのですが、就学以降の子供への教育よりもその親や3歳までの早期の教育の方がはるかに影響力が高いことがわかります。

 

ということは学校のテストの成績をみて「勉強しろ」とガミガミいうよりも親自身が教育について勉強したり(当たり前ですが、実践することが前提だけど)、赤ちゃんの時に親がどう関わるか、ということの方がよっぽど大事なんですね。

 

だからこそ僕たち両親はどうしたらいいのか、それを考えていきたいと思います。